アンカー・ホッキング―ファイヤーキング
Anchor Hocking Glass Company, Fire-King  

ファイヤーキングの生産は1942年頃から1976年まで。熱に強く丈夫、その上食器としての美しさも備えた多機能な食器が、一般庶民に広く生産販売されました。

ジェイダイ(ジェイド)、ターコイズブルー、アズライト、ピンク、グレー、ラスター、サファイヤブルー、ホワイト、アイボリーの各色に加え、ドットやストライプ、花、動物、その他のデザインが施されています。シリーズも多様で、厚みのあるヘビーなジェイダイが特徴のレストランウェアシリーズや、可憐なアリスシリーズ、線模様のジェーンレイ、スワール(渦巻き)、シェル(貝殻模様)、その他があります。食器の種類も多種多様です。

 

刻印の仕方で年代がわかります。

FIRE-KING 1942〜45
OVEN FIRE-KING GLASS 1940年代半ば
OVEN FIRE-KING WARE 1940年代半ばから後半
OVEN Fire-King WARE MADE IN U.S.A 1951〜1960

ANCHOR HOCKING OVEN Fire-King WARE MADE IN U.S.A

1960〜1960年代後半
ANCHOR HOCKING OVEN Fire-King DINNERWARE MADE IN U.S.A 1960年代後半〜70年代初期
ANCHOR HOCKING OVEN Fire-King OVEN-PROOF MADE IN U.S.A 1970年代半ば〜後半
ANCHOR HOCKING OVEN Fire-King Suburbia OVEN-PROOF MADE IN U.S.A 1970年代後半

ロゴが裏返しになっていたり、かすれていたりしても大丈夫。 これは大量生産されたファイヤーキングならではの特徴です。 また刻印がないものもあります。とくにアリスシリーズは刻印がないものが多いようです。 また底面に何重かの円がついたもの、刻印がなくシールのみのものもあるようです。 Fire-Kingのロゴが斜体文字になっているのが多いですが、 40年代の古いものになるとシンプルなブロック体だったりします。